整形外科の求人に応募をするときの勇気
同じ医師免許を持っていたとしても、それを持って就くことのできる職場は様々あり、どんなところでどういった務めを持つ医師の求人を選ぶのかは自分次第です。私自身、医師としての就職先を探していたことがあったのですが、このときにいくつもの求人情報を見ている中で、整形外科に対して考えたことがありました。それは、応募をするかしないかという考えではなく、整形外科に応募をするときの気持ちの持ち様についてです。というのも、私は就職活動中にいくつかの整形外科の求人を見つけることができましたが、このどれにも応募をしようと思ったことは1度もありませんでした。応募をしようと思わないというよりも、応募をしようと思えないという言葉の方が正確かもしれません。それは、自分自身の見た目に自信を持つことができていなかったからです。整形外科というと、怪我をしてしまった患者様に対して、内側の治療を行う務めがあります。具体的には、骨折をしてしまった患者様の骨の治癒であったり、捻挫をしてしまった患者様の炎症の治癒であったりと、見えない部分の治療を行います。しかしもう1つの務めとして美容整形というものもあります。
これは、患者様の希望に応じて見た目を美しく整えていくもので、例えば、一重瞼から二重瞼への施術であったり、頬にシリコンを注入したり、えらを削って顔を小さくしたりと、美しさを求めて行われる手術です。私は整形外科の求人を見たとき、第一に美容整形のことが頭に浮かびました。人を美しくする医師になるということは、自分自身もそうでないといけないと考えたのです。そんな私は、自分の見た目に対して美しいと思えるほどの自信を持っていなかったため、応募をすることはありませんでした。もし整形外科の求人に応募をする方がいらっしゃるとするならば、きっとそれには勇気が必要なものだと思います。医師としての自信はもちろん、見た目にも自信を持つことが必要だと思います。
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